ダイビング

1996年、ペリリュー島出身のガドウィンによって、島で初のダイブショップ、ペリリューダイバーズをオープン。6年のダイブガイドを経て、現在は、日本人ガイド、ローカルガイドによって、ダイブショップの運営を行っております。
ダイビングツアーは、8人の少人数制。
当ダイブショップご利用のダイバーは、インターナショナル。主にヨーロピアン、アメリカンダイバーが多く、英語と日本語でのブリーフィングを行っております。
ダイビングスタイルは、残圧計の管理等、自己管理で潜ります。
主なパラオのダイブサイトは、ペリリュー島の近くにあるので、ペリリューに滞在している場合は、サイトまでの移動時間がかからず、ブルーコーナーまでは20分程度、ビッグドロップオフ、ジャーマンチャンネルまでは15分程度です。
ペリリュー南のダイブサイトだと、5分程度で移動できます。
1本目のエントリーがコロールのダイブショップより、いち早く可能となります。
ダイビングインフォメーション

ダイブボート:
29フィートのボートで2基のエンジンを搭載。
ダイビングスタイル:
パラオでのダイビングは、ドリフトダイブのため、シグナルフロートの持参をお勧めしております。
環境にやさしくマリンライフを保護するため、中世浮力を保ち、触らない、見るだけのダイビングスタイルです。

水温:
平均28度です。ウエットスーツは、3ミリがお勧めです。
カレントフック:
流れが強いときに役立つカレントフックを利用しております。
カレントフックの利用は、中世浮力を保ち、コーラルにダメージを与えないようにするためにも役立ちます。
レンタル用と購入用がショップにございます。
レンタル器材:
当ショップには、フルレンタルでご利用いただけるダイブ器材がそろっております。
ダイビング器材の管理:
ダイビング後、水洗いをして、当ダイブショップの器材置き場にて滞在期間中、ダイビング器材を管理します。
ダイビングパーミット:
パラオでダイビングする際には、2種類のダイビングパーミットが必要となります。
コロール州のパーミットは、10日間有効で、ダイビングだけの場合は$25、ジェリーフィッシュレイクを希望される場合は、$35のパーミットが必要となります。どちらかを選んでいただきます。
もう1つのペリリュー州のパーミットは14日間有効で、$20となっております。

ダイブサイト


1) ブルーコーナー
パラオで人気NO1のダイブサイト。魚の多さ、魚種の豊かさ、大物の出現度、当たり外れのない、世界中のダイブポイントの中でも指折りのポイント。外洋に突き出す三角のコーナーを潮の流れによってドリフトし、途中リーフ上で、カレントフックを使い大物を見る。バラクーダの群れ、ギンガメアジ、グレイリーフシャーク、ナポレオン。運が良ければ、カジキ、ハンマー、タイガーシャーク、ジンベイなどの超大物が出現することもある。
2) ブルーホール
4つの縦穴と2つの横穴を持つ幻想的な地形スポット。リーフ内にあいた4つの穴のうち、ひとつからエントリーして、下のドーム内へと進む。縦穴から差し込む光を見ながらリラックスダイブ。潮が良ければホールを出た後、ブルーコーナー方面へ行くこともある。

3) ジェーマンチャンネル
マンタ狙いのダイブスポット。砂地にマンタクリーニングステーションが2か所あり、その根の付近でマンタを待つ。また大潮、夕方の上げ潮時には、マンタの捕食が狙える。その時は、中層を泳ぐか、カレントフックを使用して表層のマンタの捕食を見る。
4) ビックドロップオフ
美しいソフトコーラルのウォールスポット。壁には、ソフトコーラル、ウミウチワがびっしりとついておりとても美しい。流れによって、ウォールをドリフトするリラックスダイブ。クダゴンベ、ハナダイ、ハナゴイ各種、ニチリンダテハゼ、ナポレオンなどが見れる。

5) タートルコーブ
ホール、ウォール、コーナーと一度に3つ楽しめるダイブスポット。リーフ上に小さく開いた縦穴があり、下のドーム内を見た後、ドロップオフの壁側へ出ると、先端付近では、潮のかかり具合によって、カレントフックを使うこともある。ホール内では、ウコンハネガイ、ニチリンダテハゼ、ウォールでは、スミレナガハナダイなどのハナゴイハナダイ系、コーナー付近では、ギンガメアジ、インドオキアジ、マダラタルミなど魚影は濃く、まれにオルネートイーグルレイ、ナースシャーク、レオパードシャークなども出現する。
6) ゲドブスコーラルガーデン
カープアイランドの沖合からペリリュー島へ続くリーフのダイナミックなドロップオフスポット。ドロップオフの壁を潮によってドリフト。流れがあるときは、途中カレントフックを使用することもある。カスミチョウチョウオ、カメが多く見られ、そのほかバラクーダ、サメなどが見れる。運が良ければ、カジキの出現もある。
7) ニュードロップオフ
小さなコーナーを潮にのってドリフトし、途中15メートル付近のリーフで、カレントフックを使って棚待ちをする。マダラタルミの群れ、グレイリーフシャーク、ホワイトチップリーフシャーク、オオメカマスがよく見れ、時には予期せぬ大物も出現する。
8) バージンブルーホール
地形スポット。リーフ内に開いた1つの穴からエントリーし、L字型のトンネルを抜けて、外へ出るエントリーホール、エキジットホールのあわい青の光はとても美しい。

9) ゲロンインサイド
ゲロン島周辺にあるスポット。なだらかなスロープのサンゴの群生の外側に砂地が広がるリラックスダイブ。浅場のコモンシコロサンゴ、エダサンゴの群生は見もの。コブシメ、カニハゼ、ガーデンイールのほかには、沖合にまれに、オルネートイーグルレイ、マンタなどの大物が現れることもある。
10) ゲロンアウトサイド
ゲロン島周辺の外洋スポット。やや傾斜のあるドロップオフ沿いを流したあと、水深15メートルのリーフに上がる。グレイリーフシャーク、ホウセキキントキの群れや、オオシャコガイが見れる。大きなウミウチワも見もの。
11) ペリリューウォール
ペリリューコーナーに隣接しているウォールスポット。ソフトコーラル、ウミウチワのきれいなウォールを潮の流れによってドリフト。潮によってはそのままコーナー方面へドリフとしたり、逆に、ペリリューカットからエントリーし、ウォールに流したりと様々なスタイルが楽しめる。ウォールにある所々のくぼみでは、カメが寝ていたり、大型のハタがクリーニングしていたりする。外洋では、イソマグロ、カンムリブダイ、グレイリーフ、マダラトビエイなど大物も見れる。
12) ペリリューカット
カットは流れによってさまざまな潜り方ができ、通常ウォールからエントリーし、カット(15メートル)でフックをかけて棚待ちした後、コーナー先端(25メートル)に流す。
もしエクスプレスより流れている場合は、チップ(25メートル)カット(15メートル)よりエントリーし、ウォールに流すこともできる。満月前には、バラフエダイの群れ、常に魚影は濃いが、運が良ければ、特別な大物が出ることもある。

13) ペリリューコーナー
潮の流れによってエントリーポイントを変えながら潜るダイブサイト。先端は25メートルとリーフが深い。先端周辺では、ダウンカレントが強く生じる。
時には何もないブルーの荒野と化することもあれば、ロウニンアジの群れ、カスミアジ、ツムブリの群れ、あたれば、ハンマー、ブルシャーク、シルバーチップ、ジンベイ、カジキが見える時もある。
14) ペリリューエクスプレス
右肩に壁を見て、コーナーに流す。深度、20―25メートル付近でカレントが強ければ、18メートル付近でカレントフックをかけて大物を待つ。大物が出ることもあれば、全く何も出ないこともある。大物が出るチャンスがあるかもしれない、エキサイティングなポイント。
15) イエローウォール
ペリリュー島東側の黄色のイボヤギの群生が見事なウォールスポット。
潮によってなだらかなスロープのウォールを流し、潮によってはカレントフックを使用し、棚待ちをする。
3−5月、9−11月には単体でも珍しいイレズミフエダイが大きな群れをなす。半月前から新月前には、繁殖のために群れている。他には、深場では、ハンマー、浅場ではカジキも狙える。
16) スティングレイポイント
ペリリュー島東側のスポット。垂直のドロップオフにはソフトコーラルが群生している。所々の浅場に砂地かコーラルリーフがあり、そこを潮の流れによってドリフト。
その名の通り、砂地にスティングレイが見られる。他にもさまざまな幼魚や小魚が見られる。
17) オレンジコーラルガーデン
ペリリュー西側のハードコーラルの群生が見事なスポット。なだらかなスロープのコーラルガーデンを潮によってドリフト。小物、大物も両方見れる魚影の濃いスポットで、最大深度25メートル。小物はオドリハゼ、ハンザシヤドカリ、ウミウシ類、フレームエンジェルフィッシュなどが見られ、大物は、ギンガメアジの群れ、オオメカマスの群れ、カンムリブダイの群れが見られる。

18) オレンジウォール
ペリリュー西側のドロップオフスポット。
なだらかなウォールを潮によってドリフトするリラックスダイブ。
25メートルから30メートル付近のウミウチワの群生は圧巻。また流れがあると、フエダイ、タカサゴ系の群れもよく見れる。
19) ガドウィンポイント
ペリリュー西側のコーラルとウォールの両方が楽しめるスポット。
潮によってウォール側からエントリーし、徐々にコーラルガーデンのスロープエリアにドリフトしていくスタイルと、最初からコーラルガーデン側からエントリーするスタイルとある。コーラルガーデンには、きれいにハードコーラルが群生しており、16−20メートル付近には、いくつかの、オオシャコガイを見ることができる。またカメを多く見ることもできる。

20) ドルフィンベイ
イルカたちが戯れている場所であることからこの名前がつきました。スピードボートでここを走ると、イルカたちが、ジャンプしたり、スピンしたりと、楽しませてくれるのです。

21) ジェリーフィッシュレーク
無数のクラゲが生息する不思議な湖。船着場から手すりになるロープをたどり、山道を15分ほど歩くと、緑に囲まれた湖にたどりつく。太陽の位置により、クラゲのいる場所が異なっているのだが、泳いでいくと、四方八方にクラゲだらけという、神秘的な空間に入り込む。